こんにちは、Arikiriです。
刺繍にハマった頃から右腕が痛くて、PC作業が長くなると一層痛くなって困っていました。
以前から気にはなっていたんだけど、おそらく机の高さが合ってないのだろうと。。。
椅子の高さを調整したりもしたけど、なかなかよくはならないので机を変えようかと考え、それなら自分で作ってしまおうと思ったわけです。
以前マウスを使っていて腕が痛くなった時は、トラックボールに変えて、あまり腕を動かさずに済むようにしたけど、それだけじゃダメだったみたいです。
現状
元々使っていた机は高さが72cm程度。
この上にモニターもキーボードもトラックボールも置いて使っていました。
快適な作業環境は、
- 椅子は足がキチンと床につく高さ
- キーボード・トラックボール(マウス)に添えた手の肘が90度になる高さ
- 椅子の肘掛けに肘を載せて操作できる高さ
とされています。
私の環境の場合、椅子の高さをちょうどよくすると机が高くて、肘がかなり曲がってしまうことが分かりました。
試しに椅子の高さを上げて、肘掛けに肘をのせて、キーボード・トラックボールの操作が出来るようにしてみたら、かなり椅子が高くなって足が床にしっかりつかない(__;)
フットレスト代わりに低めのスツールを置いてみたけど、作業している内にどんどん姿勢が悪くなってしまうことが分かりました。
机の上でする作業
机ではPCも使うけど、資料を見たり、手書きをすることもあって、そういうときはキーボードが邪魔になって、モニターの下にずらしたりしていました。
手書きとPC作業を同時進行しなきゃ行けない時はホントに作業がしにくかったけど、そんなもんだと思って今まで来ました。
今回机を作ろうと思ってから、色々気にしていたら、資料を読んだり、手書きをするには今の机の高さで問題無いことも分かりました。
スライドデスクを作ろう
結果として、キーボード・トラックボールだけ一段低くするために、よくPCデスクに付いているスライドデスクを作ればいいのか。。。と思い至りました。
スライドデスクを作る
当初は幅600ミリ厚さ30ミリの集成材で机を作り、以前工務店のオヤジがくれた幅280ミリ厚さ18ミリの集成材をスライド部分に使おうと思っていました。
でも、材料を色々見ている間に欲が出て決められず、それならとりあえずスライド部分だけ作ってみようかと。
手持ちのテレビボードに付いていた板のようなものにイケアのADILS オディリス(デスク脚)を使って家事デスクを作ってあったので、片側をPCを入れているボックスで支えることにしました。この机本体の奥行きは450ミリです。
材料
集成材 キーボード・トラックボールをのせられる大きさ 700ミリ×280ミリ×18ミリ
スライドレール 350ミリ
スライドレール用キーボードブラケット 大小4枚ずつ入っています。今回は大を使います。
作り方
まず板を700ミリにカットしました。それほど硬い材ではないけど、手鋸で切るのは結構大変。。。新しく買う場合はホームセンターでカットしてもらった方が良さそうです。
表面をヤスリでキレイにします。このハンドサンダーを使うと割と簡単に出来ます。
マルチエボも持っているけど、出して来るのが面倒で使いませんでした。←宝の持ち腐れ
表面がキレイになったところで、ヴィンテージワックスを塗ろうと思います。塗料と違って飛ぶこともないので扱いやすいです。
布で塗りつけて、しばらくしたら拭き取るだけでいい感じに仕上がります。色はチークです。
ワークベンチに板を固定してスライドレールを取り付けます。
このワークベンチ、かなり使えて気に入っています。使わない時はたたんで片付ける事も出来るので、使わない時もジャマになりません。逆向きですが。。。
今回はスライド部分が机本体の少し奥に入るようにと思って35cmのスライドレールにしたけど、結果としてスライドレールそのものを奥に取り付ければいいだけでした(^_^;)
スライドレールを取り付けたら、ブラケットを取り付けます。ここでネジの止めつけを間違えてレールがスライドしないという失敗をしました(..;)やりなおせば済むことだけど、なんで先にちゃんと考えないかなぁ。。。
ブラケットを付けて、ちゃんとスライドレールが動くことを確認したら、机の裏側に取り付けます。
机をひっくり返せば出来上がり!!!
まとめ
机本体の奥行きが450ミリしかないので、モニターが見にくいんじゃないかと思っていたけど、結果として280ミリのスライドデスクが出てくるので、合計730ミリになって以前の机とほぼ同じでした。
ただ、ブラケットの大を使ったらちょっと低すぎでした。キーボードとトラックボールを低くしたいという気持ちが強過ぎてたのかも。。。
そのまま使ってるけど、以前に比べたらかなり腕が楽になったような気がします。昨日はほぼ丸一日CADを使っていたけど、腕の痛みが強くなることはありませんでした。
モニターの前が少し空いているので、資料を開いたままにすることも出来るし、いつもやり場に困っていたメモも出しっぱなしに出来るようになって、思っていた以上に使いやすくなったような気がします。
しばらく使ってみて、ブラケットを小に交換するかもしれないけど、今のところはかなり満足しています。早く腕の痛みがすっかりなくなることを期待しています。
では、また(^_^)/~
大好きなイタリアに行くために陸マイラー稼業もやってます。
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