私は以前化粧品会社の販売をしていた、いわゆる美容部員だったのだけど、カウンターに立っていて、眉が描けないという相談をよく受けていました。
確かに、おかしな眉を描いている人はたくさんいて、
- ただ線を引くように眉を描いている人
- 眉の色が合っていない人
は、街を歩いていても、すぐにみつけることが出来るほどたくさんいます。
見かけるたびに、本人の目にはどう見えてるんだろう?って思います。その眉で外に出てきちゃうということは、別におかしいとは思っていないのかな?って。
その人の周囲の人は何も言ってあげないのかな?とも思ったけど、私自身も、ちょっと仲がいいって程度の人には言えないからなぁ…でも、ホントに仲がよければ言ってあげるし、その前に相談されて、眉の描き方を教えてあげたりすることもあります。
じゃ、どうすれば、眉が上手に描けるようになるかというと…
ひとえに練習です。もちろん、コツもあるけど、とにかく描かないことには上手にはなりません。
メイクが好きな人が眉の描き方が上手なのは、何度も描いてるからです。
美容部員の研修の頃、丸1日、色々な形の眉毛を描いて、帰る頃には眉が腫れてしまったことがあります。
多分、誰でも、そのくらい描いて、チェックをしてくれる人がいるなら、上手に描けるようになるんだと思います。美容部員だって、もともとは素人ですから。
丸一日眉を描く練習なんてすることもないでしょうから、簡単で自然な眉の描き方をご紹介しましょう。
自然な眉に見せたければ、髪の毛と同じ色のアイブローペンシルとアイブローブラシを用意してください。アイブローペンシルで、一番合わせやすいのは濃いめのブラウンでしょうか。色が合うか合わないかは、誰かに見てもらうといいかもいいかもしれません。赤みが強かったり、グレー系は合わない方が多いのでお気を付けくださいね。
- きちんとベースメイクをしてください。素肌にアイブローはのりにくいので、下地を整えてくおくことが大切です。
- アイブローペンシルで、眉山から眉尻にかけて描いて行きます。よく、1本1本眉を描くように…とか言いますが、そんなに丁寧でなくても大丈夫です。でも、間違っても眉山より眉頭よりはペンシルで描いてはダメです。
- ペンシルで描いた部分を眉ブラシでぼかします。自然に見えるようになるまで、しっかりぼかしでください。眉尻が消えてなくなってしまわないように気をつけてくださいね。
- ぼかしに使ったブラシで眉頭と眉山の中間から眉山までをなぞります。強く押しつけるのではなく、かといって、眉の上をなでるだけではダメです。
- 次に眉頭と眉山の中間から眉頭に向かって同じブラシでなぞります。もうそんなに色が付かないと思いますが、自然に見せるため、境目が目立たないようにするためにも、この一手間が大切です。
描き上がったら、少し離れたところから鏡を見てください。
どうですか?自然な眉に見えませんか?
分かりにくければ、コメントからご質問いただければ、お答えいたします。
メイクは鏡から離れて、全体を見ることも大切です。
文字だけで分かりにくいかもしれませんが、どうぞ試してみてください。